ピッチの上で祈り、ボールを追う W杯のある街の「異国の」少年たち
メニューをとばして、記事の本文エリアへ 朝日新聞デジタル 記事 ピッチの上で祈り、ボールを追う W杯のある街の「異国の」少年たち 有料会員記...
メニューをとばして、記事の本文エリアへ 朝日新聞デジタル 記事 ピッチの上で祈り、ボールを追う W杯のある街の「異国の」少年たち 有料会員記事 伊藤進之介2022年5月18日 17時00分 シェア ツイートlist ブックマーク メール 印刷 [PR] メッカの方角に太陽が傾き、少し肌寒い風が吹く夕方、カタール北東部の街アルホールを拠点にするアルホールSCサッカー部門のU19チームの練習が始まった。 11月に開幕するワールドカップで使用されるアルベイトスタジアム脇の練習用ピッチは、取材をした4月初旬、昼間は30度を超え、強い日差しにさらされていたが、芝は青々と育ち、照明も完備されていた。快適にサッカーができる環境が整っていた。 日が沈むメッカの方角に祈りを捧げるアルホールSCの選手たち=伊藤進之介撮影 ウォーミングアップを前にムスリムの選手たちはピッチにじゅうたんを敷く。メッカに向かって2列に並び、ハーフパンツの上に布を巻いて足を隠し、祈りを捧げた。祈りの時間の長さは人それぞれ。皆が練習に移っても芝に額をあててしばらく動かない選手もいた。遠くのモスクからわずかに聞こえるアザーンを聞きながら静かに祈る姿は精神統一をしているようにも見えた。 チームメイトが練習に向かってもしばらく祈りを続ける選手=伊藤進之介撮影 U19の練習を見ようと自分たちの練習が終わってもピッチ脇にとどまる下級生たち。アラビア語で楽しげに語らっていた=伊藤進之介撮影 礼拝を終えて、練習に臨むアルホールSCの選手たち=伊藤進之介撮影 練習するアルホールSCの選手たち。後方は湾岸地域の遊牧民のテントを模したデザインのアルベイトスタジアム。ワールドカップのために新設された七つあるスタジアムのうちの一つ=伊藤進之介撮影 約2時間の練習は、パス回し… この記事は有料会員記事です。残り885文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする 関連ニュース カタールW杯、各大陸予選の得点トップは? 日本選手も上位に 【写真まとめ】カタールW杯決勝の舞台「ルサイルスタジアム」が公開 W杯、日本はスペインや独と同組 W杯優勝2カ国と対戦へ 森保監督「相手をリスペクトしすぎない」 日韓W杯から20年、日本代表のこれまでこれから 語り合いませんか W杯出場決めた森保ジャパン 選手が語る口癖のような言葉 こんな特集も PR情報 今、あなたにオススメ(PR) トップニュース 朝日新聞デジタルのトップページへ 侮辱罪厳罰化、「3年後の検証」明記 衆院法務委で可決 15:50 関連記事 「大臣の資質があるか疑問」と言ったら侮辱罪に? 厳罰化めぐり激論 送りつけられた下着と脅迫文 「物言う女性」狙う風潮と闘った フィンランドとスウェーデン、NATOに加盟申請書を同時提出 15:10 大学ファンド、政府が手本にするハーバード大 7兆円基金の使い道 17:00 秀岳館高がコーチを懲戒解雇、監督も退職 男子サッカー部暴力問題 16:39 原油高に中国の混乱、米国のインフレ…専門家「悪材料が多すぎる」 15:05 明治用水、給水停止へ 取水施設で漏水 農業に影響も 14:00 東日本は初乗り、西日本は1円? 改札に入れるICカード額が違う訳 17:00 注目の動画 一覧 注目の動画 追いかけっこにじゃれあい…「クマ牧場」でヒグマの双子2組すくすく 注目の動画 アマミホシゾラフグの産卵撮影に成功 海のミステリーサークル 速報・新着ニュース 一覧 17:40宝塚スター暁千星のスーツ姿にクラッ! 「ブエノスアイレスの風」 17:30「何となく」が生む機会の差なくそう キャリアの「壁」超えるには 17:30【開会式をライブ中継】渡辺名人と斎藤八段を歓迎 名人戦第4局 17:00ジュゴンはどこへ? いま、海に響く埋め立て工事の音 「心が痛い」 17:00残された時間は7年余 気候問題考えた若者が渋谷につけた時計の意味 メニュー変更、ついに値上げも…小麦など高騰、モーニング文化ピンチ 地酒と響き合うミシュランの美食 新潟・松之山温泉 スタイリッシュなハイブリッド ルノー・アルカナ 食卓華やぐおもてなし。季節の魚のアクアパッツァ 日常と絶景の絵になるギャップ 神戸・滝の茶屋駅 カンヌ映画祭「キャメラを止めるな!」で開幕 ゼレンスキー大統領も 暮らしの動線を重視 3本の廊下に導かれる家 ポップアップルーフでファミリーに対応 明るい室内 供給が半減しても在庫が増加し続けるクジラの肉、いったいどうするの? 自宅でのリモートワークで着たいビジネススタイル アエラスタイルマガジン自宅でのリモートワークで着たいビジネススタイル バイデンと習近平 対中強硬の深層「被害者から復讐者に」 アメリカの元高官がみる習近平政権の危うさ 私たちはなぜ学ぶのか「トルストイは非暴力を訴えた」 今こそ伝えたいロシア文学の世界 あわせて読みたい