亡き親友と心は一緒に　大阪桐蔭の鈴木、甲子園の空へ語りたいこと

メニューをとばして、記事の本文エリアへ 朝日新聞デジタル 記事 亡き親友と心は一緒に　大阪桐蔭の鈴木、甲子園の空へ語りたいこと 有料会員記事 岡純太郎2022年8月10日 6時30分 シェア ツイートlist ブックマーク メール 印刷 「10　久野晴也」と入ったタオルを持つ鈴木塁君=2022年7月30日、大阪府大東市、岡純太郎撮影 [PR] 　大阪桐蔭の遊撃手・鈴木塁君（3年）は、初回の守備についたとき、空を見上げながら心の中で話しかける相手がいる。中学のときに亡くなった親友「晴（はる）也（や）」君だ。一緒に甲子園を目指した友の思いを胸に、春夏連覇をかけた甲子園の大舞台に挑む。 　鈴木君は岐阜県出身。中学時代は愛知県内のクラブチームでプレーした。2018年に春夏連覇を果たした藤原恭大選手（ロッテ）に憧れ、大阪桐蔭の門をたたいた。 バーチャル高校野球 夏の甲子園全試合を無料中継 　小学6年の時、出会ったのが久野晴也君だ。中日ドラゴンズのジュニア選抜チームで一緒になった。鈴木君は内野手、久野君は外野手。互いに「晴也」「塁」と呼び合い切磋琢磨（せっさたくま）した。 　2人の約束の一つが「甲子園で対戦すること」だった。 　しかし――。 　鈴木君が中2だった8月。家… この記事は有料会員記事です。残り390文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 今すぐ登録（1カ月間無料）ログインする 【無料会員限定】スタンダードコース（月額1,980円）が3カ月間月額100円！詳しくはこちら 関連ニュース 大阪桐蔭を止められるのはどこか　夏の甲子園、侮れない大会中の成長 「14塁打記録、抜く選手出てきて」　中日・平田良介の大阪桐蔭時代 明秀日立と社　550キロ離れた2人をつないだグラブ、かなえた約束 旭川大野球部員の下宿、その名は「燃える心」　主人も甲子園経験あり 「ハヤト君」に野球で希望を届けたい　聖光学院部長の甲子園リポート 「寂しいな」胸に残るじいちゃんの一言　日本文理の郷戸が培った誇り コンビニ店長だった明豊監督　あの名将が喜んだ智弁和歌山との共通点 イチローは泣かなかった。高校最後の夏、敗れ、走り寄った金網越しに 松坂大輔さん、あのときの横浜を語る　問われていたのは失敗後の姿勢 松井がはぐらかしたイチローとの会話　甲子園で思い出す2人の出会い 海星の夢ニイは分かっている…視力弱まる弟の思い　応援席への約束 八戸学院光星の洗平兄弟は性格真逆　元プロの父を超える夢の続きへ 不調な時は…伊勢エビ漁師の祖父が教えてくれた　日大三・安田の習慣 甲子園出場で解かれる「呪縛」　盈進、原辰徳と戦った夏から48年 こんな特集も PR情報 今、あなたにオススメ（PR） トップニュース 朝日新聞デジタルのトップページへ 安倍氏国葬で弔意どこまで？　吉田氏の際は国民に「黙とうのお願い」 6:00 関連記事 安倍元首相の葬儀時に「半旗掲揚を」　教委の要請に困惑する学校現場 割れる賛否、国葬とは何なのか　歴史・政治・宗教の視点でみると 安倍氏側近の萩生田氏を「防波堤」に　内閣・党人事、首相の狙いは 22:00 【速報中】クリミア半島の軍用空港で大規模爆発、1人死亡 6:02 住宅にビニールのようなものに包まれた2遺体　岐阜・関市 23:41 思惑めぐる外相会談　米中と距離はかる韓国、米韓近づけたくない中国 6:00 三宅一生さん　「1枚の布」が生んだデザインの革新、原点に被爆体験 20:19 日中正常化20年目の天皇訪中　宮沢喜一首相の執念、反対論乗り越え 5:00 注目の動画 一覧 注目の動画 母の入信、家庭崩壊…容疑者、困窮の91年　ある政治家が始動した 注目の動画 ソウルで「115年ぶり」豪雨、地下鉄や住宅に浸水　各地で8人死亡 速報・新着ニュース 一覧 06:30武豊さん、1学年違いのKKコンビの記憶　騎手人生と重ねる球児の姿 06:30亡き親友と心は一緒に　大阪桐蔭の鈴木、甲子園の空へ語りたいこと 06:00大阪桐蔭のスーパーサブ、守れるポジションは「全部」　監督も太鼓判 06:00旭川大高吹奏楽部、応援合戦の相手も強豪　小編成でも負けるわけには 06:00BIGBOSS、「勘ピューター」はたらく ゴングが鳴りそう　和田アキ子と上沼恵美子共演　NHKで再放送決定 赤ちゃんのほっぺみたい　あふれるバターの湧き水 【ワインに合う一品】たき火で作るラタトゥイユ 僕の曲、鼻歌で歌ってほしい　いしわたり淳治さん 大曲の花火と奥入瀬のコケ、彩りへの熱い思い 美術史に無視されたカリスマ？岡本太郎とは何者か　過去最大の回顧展 五山送り火眺め、ビール片手にふわとろ熱々たこ焼き 役割は、見守り隊。モンテッソーリ教育の先生の一日 77年前、原爆はなぜ長崎に落とされたのか？～機長の記録検証から見えてくるもの ボルボとチームラボがコラボしたアート展 アエラスタイルマガジン自慢の手土産　ひと口食べるごとに感動がある絶品豆腐 耕論旧統一教会、社会との関係　紀藤正樹さん、松田馨さん、櫻井義秀さん 多事奏論安倍氏銃撃事件のあとに　声をあげる、社会を照らす　高橋純子 あわせて読みたい